マイナス金利政策解除で17年ぶりの利上げ!
9月から金利の動向を確認しましょう!
2024/09/03
こんにちは、トーリツの経理チームです。
皆様、お盆休みはいかがお過ごししましたか?
8月後半に入りましたが、まだまだ暑いですね…
さて、今回の話は 金利が改定されたなかで 身近な「普通預金」の利息の話です。
今年3月に、日本銀行のマイナス金利政策の解除により、大手銀行は普通預金の金利を17年ぶりに20倍の0.001%→0.02%に引き上げました。(ノ゚0゚)ノ~
「普通預金の金利」は、変動金利となっており、金利改定があるたびに適用される金利が変わるそうです。預け入れ残高がいくらから利息が付くかは、金融機関によって異なります。残高1,000円以上で利息が付くのが一般的だそうです。
「普通預金の利息の支払日」も金融機関によって異なり、通常は年2回で、2月と8月、3月と9月のように、半年ごとに支払われます。「普通預金の利息」は、1日ごとに計算します。残高によって金利が変わるタイプの普通預金の場合には、24時時点の残高を基準にするのが通常らしいです。1日に発生する利息は次の計算式で出します。(うるう年でも365日とする場合が多いそうです) 1日あたりの利息=預け入れ残高×金利÷365
例えば、預け入れ残高100万で金利を比較すると・・・
100万円×0.001%÷365日=0.02739・・・円
1年に計算するとだいたい10円(9.9999・・
100万円×0.02%÷365日=0.5479・・・円
1年で計算するとだいたい200円(199.999
金利が改定されたときには、改定された日から預金残高すべてに新しい金利が適用されるそうで、利息の支払日には、前回の支払日から今回の支払日の前日までの半年間の利息を合計した金額が、口座に入金されます。なお、利息からは税金が徴収されるため、入金されるのは税引き後の金額です(国税15.315%+地方税5%)
また、ゆうちょ銀行は9月2日から普通預金にあたる「通常貯金」の金利を現在の年0.02%から年0.1%に引き上げると発表しました。
さあ~~、皆さん、普通預金を利用している銀行の預金金利を調べてはいかが…