他人事ではいられない!インターネットセキュリティについて
2023/10/10
パソコンをインターネットに接続する際はセキュリティ対策が必須になるのですが、攻撃者はどのような手口で何を狙ってくるのかを詳細に把握している人は少ないのではないでしょうか。
警察庁の調査によると、2022年の上半期、深刻な被害をもたらすランサムウェア攻撃による被害の約半数は中小企業であったとの報告がありました。(※1)
「中小企業が狙われるハズがない」という声が聞こえてきそうですが、大手企業よりもセキュリティに掛けられる予算が少なかったり、そもそもどのような対策を行えばよいのか分からないケースがあるため、攻撃者目線で考えますとターゲットにしやすい側面があります。
このランサムウェアによる被害額は高額になるケースが多く、2022年に発生した被害件数のうち復旧に1,000万円以上を要したケースが46%を占めているとのことです。
弊社では、ネットワーク機器の更新や業務用PCの更新を進めており、機器の脆弱性を排除するよう取組みを進めています。また、最近ではアンチウイルスがパターンファイルに頼らず、振る舞い検知と呼ばれるウイルスを検出する仕組みを搭載する製品が登場しています。
何十年と”いたちごっこ”が続いているウイルスとセキュリティの関係に終止符を打てる可能性を感じており弊社でも検証を進めています。
職員とご利用者様の安心・安全を維持することを継続して実施して参ります。
運営本部 IT推進課 花嶋
※1
https://www.npa.go.jp/publications/statistics/cybersecurity/index.html