訪問看護ステーション江戸川の入り口脇には小さな花壇があり、室外機の強風にさらされながらも草花は頑張って生きてくれています。

年末の挨拶に出向いたところ、花壇の前に職員が3人屈みこんでいます。
私に気づくと「社長、これ、コスモスです。」
指さしたところを見ると高さは15㎝ほどですが確かにコスモスのような草が２本生えています。

先端には黒いものが。

「これは種？」と尋ねると「でも、花が咲いてないんです、ずっと。つぼみ何ですかね～。咲くんですかね～。」と職員達。
玄関先の小さなコスモスに顔を寄せ合いニコニコ話している職員達を見て、なんだかいろんな感情がこみ上げてきました。

このステーションは大人気でたくさんの方にご利用いただいています。
仕事の性質上、予約・順番待ちというわけにもいかず、新規のご利用依頼をお断りせざるを得ないときもあります。
当然ながら職員達は大忙しです。体力も気力も必要な仕事ですから、さぞかし疲れがたまっているはず。申し訳ないと思いつつ事業所を訪れたところで先程の場面です。

どんなに忙しいときでも、草花を愛でる心を持っている職員達。

「笑顔でいてくれてほっとした。良かったぁ。」
「頼もしいな。尊敬しちゃうな。」
「そんな皆だからたくさんのお客様が集まるんだな。」
こんなことを思いグッときちゃいました。
職員達に日頃の感謝を伝えようと出向いたのに感動と幸せをいただいた次第です。

今日は訪問看護江戸川での出来事をお話ししましたが、トーリツの職員は皆やさしく、強く、温かい人達です。
年末に各拠点をまわり、職員の温かい人柄に癒されました。

この１年もお客様、地域の皆様、職員の皆さんに支えていただきましたこと、心より感謝申し上げます。
多くの人を幸せにできるよう努めてまいりますので、来年も何卒よろしくお願いいたします。